全然混んでいない!?イスタンブール、穴場の地下宮殿 Cistern of Theodosius にいってみよう。

トルコ
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こんにちは、Shimaco(@shimacotrip)です。

イスタンブールに行ったら、イスタンブル地下宮殿(英:The Basilica Cistern、トルコ:Yerebatan Sarnıcı(イェレバタン・サラユ ) の観光は外せないと思います。

荘厳で幻想的・・・!

By KurmanbekOwn work, CC BY-SA 4.0, Link

タイミング良ければクラシックコンサートが開催されることもあるようです。

映画『インフェルノ』でそんなシーンがありましたが、公式HPでもコンサートのスケジュールが掲載されていたので、映画の世界だけでなく実際にこんな場所で演奏が聴けるみたいです。

是が非でも行きたいところですが、残念ながら私が行く日は休館日。イスタンブールまで来たのに地下宮殿に行けないだなんて悲しすぎる。

映画でも有名なことからいつも行列を成しているみたいですが、ちなみにPASSOというサイトから予約も可能だそうですのでご紹介しておきます。
※地下宮殿の公式サイトからリンクされているサイトです。

ところが、何気なくGoogleMap見てたら、旧市街から行きやすい場所にCistern of Theodosius(テオドシウスの地下宮殿)という地下宮殿があることに気付きました。

GoogleMapで「Cistern」と検索するといくつかありましたが、旧市街に滞在していたので一番近いCistern of Theodosiusに行ってみました。

行き方や実際どんな感じだったかをご紹介していきます!

アクセス

トラムT1のÇemberlitaş 駅から徒歩3分です。

Çemberlitaş は観光客も気軽に行けることで有名なハマム、Çemberlitaş Hamamıの近くに位置しています。

私はブルーモスクから歩きましたが、10分でした。途中に看板も出ていますので迷わずに行けました。

基本情報

名称は テオドシウスの地下宮殿(英:Cistern of Theodosius、トルコ:Şerefiye Sarnıcı)

名前の通り、ローマ皇帝 テオドシウス2世 (在位 402-450)が建設した貯水池です。

オスマン帝国が制服する前のコンスティノープル時代は水が不足していたため、貯水池が造られました。オスマン帝国になると、停滞した水を使うのは良くないという考えから使われなくなり、放置されていたのだそう。

こちらの貯水池は2010年に再発見され、改修を経て2018年に公開されたようです。

入り口はガラス張りの近代的な建物で、地下に壮大な貯水池があるなんて想像できない感じです。

入場料は650TL(ちろんクレジットカード払い可)で毎日09.00 – 19.00まで開館しています。

気になる内部は

地下深くまで長い階段を降ります。

足元が照らされているのと、新しい階段なので段差もそんなに危なく感じません。

常時、プロジェクションマッピングが投影されており、幻想的でした。

あまりお客さんが多くなくてゆっくり楽しむことができました

閉館近くに行ったのですが、閉館前にはプロジェクションマッピングは終わって、上品な照明に変わり、地下宮殿本来の姿を見ることができました。

天井のアーチや連なった立派な柱神殿のような荘厳さを感じさせます。

テオドシウスの地下宮殿に行ってみた感想は、

歴史的な美術を期待して行くと、バシリカ・システンに比べてしまうと見応えが足らないかもしれません…!
ただし、私のように地下宮殿が休館日の場合や混雑を避けたい場合は重宝すると思います。

行列なしでスルッと入れたこと

内部も混雑していなくてゆっくり鑑賞することができた

美しいプロジェクションマッピングを楽しむことができた

バシリカ・システンに比べてサイズが小さい

装飾は極めてシンプル(柱のメドゥーサの彫刻はない、あるいは見つけられなかった)

最後まで読んでくださりありがとうございます!
それでは良い旅を!

トルコ
この記事を書いた人

旅を愛し旅に生きる33歳女子。
37か国/国内47都道府県を旅しました。
「自分の足で歩く」のが好きで、ほぼ全て個人手配です。
「個人で旅をしてみたい。」そんな人の背中を押すような情報をお届けします。
直近の旅はモロッコ、イギリス、オランダに行ってまいりました。順次記事更新していきます。

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