こんにちは、Shimaco(@shimacotrip)です。
5/1のメーデーはトルコ国内各地で集会やデモが行われます。
1977年のメーデーにはイスタンブールのタクシム広場でデモ隊と警察が衝突し、死者が多く出る事件もあったようです。
象徴的な場所なのか、イスタンブールのデモは激しく交通規制がされることもあります。
そして、デモの交通規制は直前に発表となるようで、私も巻き込まれかれましが・・・前夜に脱出作戦を決行して無事回避しました。(笑)
この記事では、私のケースのご紹介と対策について書いています。
メーデー前夜の脱出作戦について
私の場合、前日の4/30に夕方にホテルに戻ったときに部屋に5/1の道路規制の紙が置かれていたのですが、翌日は地下鉄で空港に移動するつもりだったため、「道路交通規制はあまり関係がないだろう」と呑気に考えていました。
今思えば、非常時に感度低すぎですよね。
ところが、20時頃にレセプションから電話があり「明日チェックアウトですが、タクシー予約されていませんが大丈夫ですか?4:00以降はイスタンブールを出れなくなるかもしれません。」と。
よく確認すると、地下鉄入り口も封鎖され利用できないとのこと。
「朝早すぎて起きられないかもしれない。チェックアウトして今夜のうちに移動するかもしれない。ちょっと考えさせえて…。」と電話を切りました。
夫と相談し、今夜のうちにイスタンブールを出て空港付近のエアポートホテルに宿泊することにして、すぐにオンラインで予約しました。急に予約したので念のため、WhatsAppで予約通っているかを確認しました。
無事予約できていたので、レセプションに連絡してタクシーを呼んでもらい、日付が変わったくらいに無事エアポートホテルにたどり着けました。ちょっとしたトラブルに巻き込まれかけましたが、イスタンブール脱出作戦(笑)は無事成功。
今回は部屋にお知らせまで置いてくれたので、もし、当日地下鉄乗る気満々でもう1泊してイスタンブールから出られなくなっても文句は言えないと思うのですが、電話でリマインドしてくれたことで本当に親切で助かりました。ナイスすぎる。今回滞在したOrientBankHotelのスタッフはどなたも気さくで親切で素晴らしかったです。
正直、当日どれくらい規制されていたかはわかりませんが、実は移動できたのかもしれませんが。不確実なことは避けた方が無難かと思います。
すごく残念なのは、OrientBankHotelは朝食が3種類あるので、3泊それぞれ違う種類を頼むことを楽しみにしていたので、3泊目の朝食が食べられないことが相当悔やまれました。
脱出作戦は成功したにもかかわらず、今思い出してもすごく悲しい。
また、エアポートホテルは水回りがあまりにも貧相すぎました。OrientBankHotelでシャワー浴びてから出発してよかったです。
(最終日に宿泊する予定の宿でしたが、水回りが貧相すぎてキャンセルしてHampton by Hiltonを予約しなおしました。)
対策
対策としては、理想的なのは計画時点でメーデーに交通規制の可能性があることを知っていれば、確実なことはともかく、メーデーにイスタンブール滞在の予定を入れないことですが、
今回の私にようにイスタンブール滞在中に気づいてしまった場合は、こまめな情報収集しかありません。
日本の外務省からも前日4/30に以下の案内は出ていますが、交通規制については具体的に記載されていませんでした。
このため、前日昼頃から現地のWebサイトの検索(「istanbul traffic restriction」等)や宿泊先で聞くのが確度の高い情報にありつけるでしょう。例えば、以下の現地のWebサイトでは交通規制について詳しく書かれています。
ただし、記事の発行日が4/30のため、直前の発表になりがちなのだと思います。勝手な推測ですが、直前までデモ隊の動向が掴めないのが理由なんでしょうか?
さいごに
メーデー当日は午後のフライトでカッパドキアに移動予定でしたが、キャンセル出たら早い便で移動しようと空港へ移動しました。
オンラインで見る限りは空席がなく諦めてのんびりラウンジで過ごすことにしました。(カウンターに行って聞けばよかったのかも。)
本当はOrientBankHotelでおいしい朝食をいただいてからゆっくり空港に向かおうと思っていたけど、こんなことになるのなら、いっそ早い便にしてカッパドキアに移動すればよかったかも。
この記事で紹介した通り、早めの便に変更されてましたし。
とはいえ、すべて思い通りに運ばないのが旅で、それも面白い経験ですしね。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
それでは良い旅を!