こんにちは、Shimaco(@shimacotrip)です。
2025年GWは念願のウズベキスタンへ。今回は大韓航空とウズベキスタン航空を別切り発券にしましたが、仁川で入国不要、荷物は最終目的地までと乗り継ぎがとってもスムーズでしたので、乗り継ぎの流れを紹介したいと思います。
注意: この2社は異なるアライアンス(2025/4現在、ウズベキスタン航空はアライアンスに加盟していない)ですが、2社間にインターライン契約があることが前提の乗り継ぎになります。この経路でチケットを購入する際は必ず航空会社に確認をするようにお願い致します。
この経路で行くことになった経緯はスカイスキャナーの検索で最安値だったからですが、別切り発券は通常は乗り継ぎ地で入国が必要なため、少し悩みました。結局、
- 乗り継ぎ時間は行き帰りともに4〜5時間と十分にある。多少遅延したとて乗り継げると思う。
- 韓国入国に必要なK-ETAも日本人は免除のため、別途ビザや電子申請の手間やコストが不要。(カナダ乗り継ぎで入国したときはETAを申請した。)
ということで、この経路で移動することにしました。
事前確認
しかしながら、最近は仁川空港のイミグレがとても混雑すると聞いたので、思ったよりもスムーズに乗り継ぎできないかもしれない。可能ならエアサイトで乗り継ぎできると安心。
以前、エミレーツが遅延して乗り継げなかった時に、エミレーツがドバイ→仁川をエミレーツ、仁川→成田をアシアナで振替便を準備してくれましたが、アライアンスが異なる航空会社間でも仁川のトランスファーデスクでチケット発券してくれ、荷物は成田までスルーにしてくれたことを思い出しました。
これはアライアンスが異なっていても、両者にインターライン契約があればできることですが、チケットを購入する前に大韓航空とウズベキスタン航空に電話で確認しました。
インターライン契約の確認
双方に電話で確認し、「インターライン契約ありでeチケットを提示して予約確認できれば、荷物は最終目的地までエアサイドでの乗り継ぎOK」との回答。
乗り継ぎ便の航空券は、大韓航空側はエアサイドのトランスファーデスクもしくはゲートでチケット発券とのこと。
一方、ウズベキスタン航空側はタシケントで大韓航空のチケットも発券するとのこと。ほんとか?発券されたらラッキーくらいに考えておこう。
また、問い合わせは成田空港HPに掲載されているウズベキスタン航空の国際線問い合わせ先に電話したら繋がりました。
(電話する前に、2013年から更新されていないウズベキスタン航空の日本語サイトに掲載されていたメールアドレス宛に問い合わせしましたが、待てど暮らせど返信がありませんでした。)
2025/4時点ではインターライン契約が存在することを確認しましたが、こういった別切り発券でチケットを購入する際は必ず航空会社に確認をするようにお願い致します。
安心したので、各社のサイトで別々に購入しました。以下で具体的な流れをご紹介します。
往路
空港到着前
大韓航空とウズベキスタン航空のオンラインチェックインを済ませます。
特にウズベキスタン航空はオンラインチェックインでしか座席指定できないため、オープン直後にチェックインを済ませました。
(24時間前のその時間は仕事中のため、予め30分抜けるようスケジューラに入れておき予定をブロックしておきました。)
チェックイン
羽田T3の大韓航空カウンターで、印刷したウズベキスタン航空のeチケットを提示し、「預け荷物をタシケントまでスルーにして欲しい」と伝えます。
予約を探すのに時間が掛かったらしく、10〜15分待機したが予約が確認でき、タシケントまで運んでもらえることに。バゲージクレームタグがタシケント行きになったことを確認。チケットはゲートで発券とのこと。
スマホでeチケットを提示でも問題ないのですが、同行した友人は以前カウンターにスマホを忘れてしまい回収できないまま帰国したと聞き、何それめっちゃ怖いと思って印刷してきました。
確かに係員の方がeチケットを確認するときって、ハイカウンターの向こう側で確認するので見えにくいんですよね。
乗り継ぎ
仁川第2Tに到着し、Transferの標識に従って第1Tへシャトルトレインを使い移動。
乗り継ぎの保安検査はボーディングパスは不要でした。提示が必要だったら、ウェブチェックインのボーディングパスかeチケットを見せればOKなのだと思います。(以前、ベトナムのハノイでは乗り継ぎ保安検査でもボーディングパスの提示を求められたので、提示する空港もある模様。)
到着ゲートが離れていたのか、保安検査込みでT1への移動に40分くらい掛かりました。トランスファーデスクがAsianaとOtherがあり、Other Airlinesに向かうが時刻は5:30くらいで誰もいない。
しかも、ウズベキスタン航空のロゴの掲示がないではないか。(以前どなたかのブログで見た画像にはウズベキスタン航空のロゴがあったけど。)
深夜便で睡眠が浅いので仮眠してから再訪し、係員の方に尋ねるも塩対応で知らんと言われる。
ゲートで発券してくれるか、モバイルボーディングパスで乗れるだろうから、EggDropに朝ごはんを食べに行きます。
搭乗開始時刻より早めにゲートに到着。個別で名前を呼ばれている人がいたが、わたしの名前は呼ばれていない。
そのあと、日本語で「羽田でモバイルチェックインをお済ませの方はゲートへお越しください」とのアナウンスが流れる。ゲートへ行くと、隣に仮設カウンターあり。モバイルボーディングパスとパスポート、羽田で預けたバゲッジクレームタグを提示し、チェックが済むとボーディングパスが渡された。
あとはタシケントにいくだけだから、これで往路の乗り継ぎはほぼコンプリートしたようなもの!荷物さえ届けば。
最終目的地
荷物が出てくるのが遅いので、ATMで現地通貨引き出したり、現地のe-SIMを買う時間は十分にありました。
きちんと荷物が出てきました!帰りもうまく乗り継げますように。
復路
出発前
復路は少し不安でした。
なぜなら、ウズベキスタン航空も大韓航空もオンラインチェックインができなかったから。
ウズベキスタン航空のオンラインチェックインの画面では「空港カウンターでチェックインしてください」との表示なので、もしかしたらこの便が対応してないだけかもしれない。
一方、大韓航空は原因不明のエラーでオンラインチェックインができなかった。何回も試行するけどダメだった。
キャンセルとか
チェックイン
タシケントのカウンターで大韓航空のeチケットを提示し、荷物を東京までスルーにして欲しい旨伝える。以下の表現で伝わりました。
Could you please handle our checked luggage all the way through to Tokyo Narita?
本当に伝わってるのか心配になり、お姉さんが貼ったタグをすぐに目視して、NRT?と念押ししてウザがられるけど、確信が持てたのでヨシ。バゲッジクレームタグもNRTなことを確認した。
しかし、注意の全てを荷物に向けていたところで、座席指定を忘れたことに気づく。
ウズベキスタン航空はオンラインチェックインで座席指定なのに、オンラインチェックインができなかったため、カウンターで指定しようと思っていたのに。6時間フライトなのに窓際だったら心配。
チケットの座席の列を確認するとE,Fで、確か往路がB787で3×3×3列だから、真ん中の3列の通路側と中央列だと推定。搭乗すると予想通りでホッとした。
乗り継ぎ
仁川に到着し、T1からT2へ。T2へは行よりも所要時間短めで移動できました。
大韓航空のTransfer Deskの標識を見ながら大韓航空のトランスファーデスクに向かいます。T2では4Fに通じるエスカレーター手前付近にありました。
ここでeチケット、パスポート、バゲッジクレームタグを渡して無事、チケットが発券されました。
事前にオンラインチェックインできない理由がオーバーブッキングでキャンセルとかだったらどうしようとドキドキしていたので、無事キャンセルされずにチェックインできてよかった。
さて、搭乗開始まで仮眠をすることに。
仁川は椅子がフカフカで寝やすく、しかもなぜか椅子が空いているので、3シート独占ができる。これはラウンジよりもゆっくりできるってことで、行きも帰りも椅子で過ごしました。
ちなみに大韓航空とアシアナの2社が経営統合の予定だが、T1はアシアナ、T2は大韓航空と分けている運用はどうなるんでしょうね。
アラームかけて2時間ほど仮眠したら、スタバでコーヒー買って搭乗までのんびり。定刻通り出発で、いよいよ日本へ。
最終目的地
成田に到着すると、荷物を受け取れました!(何かあったときのために、AirTagは入れていましたが。)
以上、乗り継ぎの流れをご紹介しました。
冒頭にも書いた通り、この乗り継ぎは両社にインターライン契約があることが前提の乗り継ぎフローになります。ウズベキスタンと韓国の歴史的な繋がりを踏まえると、今後契約を解除するとはあまり思わないけど、この経路でチケットを購入する際は必ず航空会社に確認をするようにお願い致します。
最後まで読んでくださりありがとうございます!それでは、良い旅を!