こんにちは、Shimaco(@shimacotrip)です。
スロベニアといえば、湖に浮かぶ教会のある小さな島やポストイナ鍾乳洞などの見所があります。
ただ、スロベニアというとクロアチアとセットで、1,2日しか滞在しないという方も多いのではないでしょうか。
そんな訳で、1日で効率的に両方周る方法をこの記事ではご紹介してまいります。
Shimacoは、結局ツアーを利用しましたが、個人での行き方も調べて比較検討したので、個人でのアクセスも紹介していきます。
リュブリャナ発少人数ツアー
今回は、ポストイナ鍾乳洞から9km離れた岩のお城、プレジャマ城へのシャトルバスがGW期間中は運行しておらずアクセスが難しいため、少人数ツアーに参加しました。
この制約さえなかったら、個人で行くつもりでした。
プレジャマ城へは夏季限定で、ポストイナ鍾乳洞からシャトルバスが運行されます。
少人数ツアーはRoundaboutというツアー会社が催行しており、VELTRAで予約しました。
VELTRAは108EURで、公式サイトでは119EURと代理店経由が安かった。予約するときに比較することをおススメします。
朝、リュブリャナはあいにくの大雨。参加者はアルゼンチンからのお姉さん、日本からの新婚旅行カップル、インドからの男性二人というメンバー。
ガイドは、ドライバー兼ガイドというなんともパワフルな仕事振り。
ブレッド湖に浮かぶ教会、聖母の被昇天教会
まずブレッド湖へ。
ボートで教会のあるブレッド島まで行く時間があります。ボートの料金は含まれていませんので、乗るときに往復料金を支払い、帰りは乗ってきたボートで帰るので船を覚えておく必要があります。
船の名前の写真を撮っておきましょう。
同じ会社ならどれでもいいんじゃない?と思うけど、船の主は個人事業主なのかしら。
あいにく小雨で空は曇りだけど、ブレッド島全景はこんな感じ。
思ったよりも小さい。
島に到着して階段を登りって教会の中へ。
教会は質素ながら白壁が上品な美しいでした。
鳴らすと幸せになれるという逸話のある鐘を鳴らすのは難しくて鳴らなかった。
簡単には幸せになれないということ?
ブレッド島の小さなお土産屋さんでは、ハチミツとかハチミツのリキュールが販売されていました。
個人でのアクセス
バス
APというスロベニアのバス会社の他、欧州旅の味方FlixBusがミュンヘンやブダペスト、ザグレブ等から運航しており、これでアクセスできます。
鉄道
オステ線という路線上にあるので、リュブリャナ-ベオグラード間を移動しながら立ち寄ることもできます。
ただし駅からブレッド湖は1.5kmくらいあるので、タクシーかシャトルを利用することになります。
ブレッド城
崖の上のお城、ブレッド城に向かう。途中にブレッド島が見えたが何か幻想的。
ほどなくブレッド城に到着。
入ってすぐの展望台からはさきほどのブレッド島が見えます。霧に包まれて幻想的なお姿ですが、、晴れていたらもっとよかったな。
ブレッド城では、ワインを醸造していて有料のボトリングサービスもあります。やればよかったと後悔、、。城内では結婚式もできるんですが、こんなところで結婚式できたら素敵でしょうね。。
公式サイトにはワインのボトリングや結婚式の動画が載っていて面白いです。雰囲気が掴めるかも。
近くの小さなモールで食事休憩。クレムシュニッテを食べてみました。
3年前にクロアチアのザグレブで食べたのとほぼ同じでふわふわして美味しい。ほんの30年近く前まで同じ国だったんだなあと実感。
記憶が正しければここです。
Pizzeria Gallus
+386 4 574 32 99
ポストイナ鍾乳洞
ランチの後、ポストイナ鍾乳洞まで向かいます。
アトラクションのようなトロッコに乗って鍾乳洞に向かう。トロッコの運航スケジュール(=ツアーのスケジュール)は公式サイトの運航スケジュールを参照。
観光地として整備された世界最古の鍾乳洞らしい。
鍾乳石は場所によって雰囲気が違う。照明が効果的に使われていると思った。
繊細な細いものもある。
鍾乳洞のことは詳しくは分からないけど見応えがあった。
洞窟の神秘に驚きつつ、また遊園地みたいなトロッコで戻ります。
個人でのアクセス
バス
リュブリャナからバスでアクセスする場合の時刻表は下記の通り。
本数が少ないのでポストイナのバスステーション経由で行くこともできる。
https://www.postojnska-jama.eu/assets/Uploads/attachments/Avtobusni-vozni-red.pdf
電車
他国の都市からもアクセスできると記載がありました。
Arriving by train, you get directly to the town of Postojna, from where you can take an approximately 25-minute walk to the Postojna Cave Park. Postojna is on the Vienna-Venice railway line with connections to Zagreb, Salzburg, Rijeka and Koper. Check the timetable..
https://www.postojnska-jama.eu/en/information/how-to-reach-us/より引用
なお、チケットの列が並ぶと思うので、事前にオンラインで購入するのがおススメ。下記のリンクからポストイナ・プレジャマ城のコンビもしくはシングルチケットが購入できる。日付指定が必要で、仮に “not available” であっても当日券はチケットオフィスで購入できる「可能性がある」と書いてあった。できることなら早めに手配したい。
あとは、最盛期とローシーズンで金額がやや異なる。
プレジャマ城
続いて、プレジャマ城に向かう。
名前の由来は、Pred が「前」で、jama が「洞窟」。うーん、まさに。
旧オーストリア帝国のエラゼムが初代の主で、仲間に裏切られ最後トイレにいたところ隙をつかれて暗殺されたという。以来、心霊現象が起きると言われている。写真を撮り忘れて残念なのだが、順路のプレートで「13」と木製の扉があったらそこがトイレだ。
わたしの場合、ツアーガイドから英語で説明聞いてたのですが、実はチケットにオーディオガイド料金が含まれています。また、モバイルアプリで無料のオーディオガイドが利用できます。もちろん日本語も対応していて、試しにダウンロードしたら使えたので是非。(読み込みにはちょいと時間掛かる。
個人でのアクセス
7,8月のみシャトルバスを利用できる。現在、公式サイト上では時間帯の記載がないので過去に調べた時のスクリーンショットを載せておく。最新情報は公式サイトの更新をお待ちください。。ちなみにタクシーでも行けるが、プレジャマ城からの帰りのタクシーが拾えるか不安だった。
Predjama Castle can also use a free shuttle bus between the two attractions, which is available in July and August. Another option for the transport between Postojna Cave and the Predjama Castle is the taxi service – the staff at the Postojna Cave Park ticket office will be happy to help you arrange it.
https://www.postojnska-jama.eu/en/information/predjama-castle-tour/より引用
チケットの購入方法はポストイナ洞窟の項で説明したのと同じだ。
プレジャマ城見学を終えて、リュブリャナに向けて出発する。個人で周るような冒険感はないがラクして周れるのはやはり嬉しい。ツアーがあまり好きではない方は、団体行動が苦手だったり団体になるとうるさい等々…理由があると思うが(かくいうわたしがツアー好きじゃない、、)今回のような少人数ツアーはそのあたりは軽減されるので、利用を検討するのも手だと思う。