こんにちは、Shimaco(@shimacotrip)です。
2019年夏ドイツに行くことになり、かねてより泊まりたいと思っていたライン川沿いの古城ホテルに泊まることにしました。ライン川畔の古城を調べるといくつかあり、チョイスは結構悩んだのですが、最もお城らしいルックスのシェーンブルクに宿泊しました。
古城に宿泊するという珍しい体験レポート/アクセスや予約のコツを記事にまとめました。
アクセス
フランクフルト国際空港から
近郊線RE乗って、約1時間で最寄駅Oberweselに到着します。一本で行けちゃうのが便利です。
※フランクフルト中央駅が始発なので、フランクフルト国際空港経由で行けます。
Oberwesel の駅にはタクシーが待機している駅ではないので、ホテルに事前に連絡してタクシーを呼んでもらいましょう。片道€8でした。
正確には、事前にメールでホテルに連絡したのですが、忘れられていたのか、1台いたぼったくりタクシーを捕まえてしまいました。謎に€20を請求されましたが、他にタクシーもおらず止む無くそのタクシーに乗りました。
事前に手配というか、直前に電話するのが確実そうです。
船で
ユニークなアクセス方法として、ライン川クルーズを楽しみながら移動して、最寄りの船着き場で降りてアクセスすることができます。今回は行きは船、帰りはフランクフルト国際空港まで電車で移動しました。
今回はリューデスハイムからKDライン川クルーズに乗船して、 Oberwesel の船着き場で降りました。
ライン川クルーズの船は大きいので、スーツケースなどの荷物を載せても全然大丈夫でした。
行く前には大きな荷物載せてOKなのかめっちゃ調べて、大丈夫そうだったのでライン川クルーズを観光兼移動できました。(KDライン川クルーズも乗船場混むので、事前にオンラインでチケット購入がおおすすめです。)
移動は楽しく!がモットーです。
船着き場も駅もタクシーは待機しておりませんので、到着したらホテルに電話してタクシーをお願いすると良さそうです。
予約
公式サイトからの予約が断然オススメです。
なぜなら、シェーンブルクは部屋の内装がすべて異なるのですが、公式サイトではお気に入りの部屋を指定して予約ができるのです。
海外ホテルはいつもBooking.comから予約していますが、シェーンブルクがなぜか売り切れなのです。
あまり部屋数確保してないのかもしれません。
一方、シェーンブルク公式サイトでは部屋は予約できるということに気づき、Booking.comで予約しなくてよかった…!と思っています。
どのお部屋も素敵なのですが、今回はライン川を臨むテラスのあるお部屋No.35にしました。部屋ごとに価格は異なるのですが、No.35は1泊300EURでした。
少々お高く感じましたがです、夕食・朝食の2食付きなので許容範囲であります(しかも食事2人分)。
同じ日に日本人の親子が泊まっていたのですが、代理店のようなもので手配してもらったところ、部屋は指定できなかったとのことでした。
ですので、公式を全力でおすすめしたいです。
公式サイトのリンク貼っておきます。
お部屋
チェックインするとシェーンブルク城の地図をくれます。冒険の始まりのようで、こういうのワクワクします。
No.35の部屋は塔の一番上でエレベータはないのでスーツケースを持って、狭い急な階段を登ります。機内持ち込みくらいの軽い荷物なので問題ないですが、No.35にお泊りの際は荷物に注意が必要です。
部屋を案内してもらっていて面白かったのが、絵画の後ろにセキュリティボックスがあること。
そして、こちらの部屋にした決め手である、ライン川を臨むバルコニー!
天気も良くて素晴らしい眺め。
部屋にはシェリーやウェルカムフルーツ(無料です)。
ウェルカムフルーツは早速カットして、バルコニーでシェリーを飲みながら美味しくいただきました。
重厚な扉の向こうは冷蔵庫。中にはビール含め無料のドリンクが沢山で感動。
ちなみに、古いお城ですのでやむなし!なのですが、部屋が傾いていますので、時々平衡感覚がおかしくなります(笑)これも趣の一つでしょうか。
お庭の冒険
一休みしたら、夕食の時間まで庭を散策します。
ツリーハウスもあって、
向かいには大きなチェス盤もあります。探検するのが楽しいお庭です。
お城での食事
18:00頃に夕食。夕食の時間はチェックイン時にリクエストを聞かれました。
お城での食事は晩餐と呼ぶに相応しい食事で、優雅な気分になれました。
3杯のワインペアリング(別料金、多分40EURくらい?)も注文しました。
前菜盛りは、レンズ豆のカプチーノ。エスプーマ風の前菜で芳醇な香りが広がりました。
牛のカルパッチョはちょっとクセのある肉肉しい旨みが広がり、トッピングされたスライスチーズとも相性抜群。
メインのお肉はVENISONといって鹿肉のよう。
Saddleとは、どうやら塊のままローストする料理のようです。日本ではあまりお目にかからない料理かなと思いました。
いい意味で脂身少なめですが、それでいて変な硬さはなく柔らかかったです。鹿肉は若干クセあるので(それも好きですが)、ベリー系の濃厚なソースと相性抜群でした。
デザートも美味しく、お城での晩餐に相応しいディナーとなりました。
夜、部屋から見たシェーンブルクです。美しくて、しばらくウットリ見ていました。
翌朝の朝食はビュッフェ形式で、飲み物は朝からスパークリングワインが飲み放題だったのがかなりポイント高いです。生ハムメロンもあるし、朝食っていうかタパス(笑)
(肝心のスパクリ写真忘れましたが、右端のシャンパングラスの柄が写りこんでいます。)
以上、シェーンブルクのご紹介でした。ドイツ・フランクフルト周辺を訪れる際は、是非シェーンブルクでお城ステイを楽しまれてはいかがでしょうか。