こんにちは、Shimacoです。
ベルリンから日帰りで行ける場所にポツダム宣言で知られるポツダムという静かな街があります。
ベルリンから日帰りで訪れて、夕方はドレスデンに出予定のため16時ごろには出発したため、周れたのはポツダムで外せない2大宮殿(サン・スーシ宮殿/ツェツィーリエンホーフ宮殿)のみでしたが、2つの宮殿の周り方とランチにおススメの美味しかったレストランを紹介していきます。
アクセス
ベルリン中央駅からポツダム中央駅まではREという近郊快速で30分弱です。
ポツダム中央駅から宮殿の移動にはバス・トラムを使いますので、ベルリンからABCゾーンの24時間券7.7EURを使うのがお得です。この1日券にベルリン〜ポツダムの往復運賃(この区間は片道3.8EURなので、往復でもほぼ元取れるくらいなのにバスとトラム乗り放題は有難いですね!)も含まれます。
購入は、駅のホームにあるDBの券売機で購入することができます。(ベルリン中央駅は改札がないので、そのままホームに上がり券売機を探してください。)
※2019年8月当時は7.7EURでしたが、2022年1月現在は値上げしてABCゾーンの24時間券の料金は10EURになっていました。ただし、バス・トラム往復で往復切符と24時間券の差額2.4 EURは使ってしまうと思うので、お得なことには変わりないかと思います。
参考までに運賃詳細をまとめます。他にも7日間有効チケットもありますので、用途に合わせて選択されると良いかと思います。
- ベルリンAB(ベルリン中心部)片道3.00 EUR(24時間8.8EUR)
- ベルリンBC()片道3.50 EUR
- ベルリンABC(ポツダムあたり)片道3.80EUR(24時間10 EUR)
詳しいABCゾーンについては、下記のサイトでドイツ鉄道のベルリンエリアのマップを入手できます。
”憂いなき”夏の離宮、サンスーシ宮殿
事前予約
公式サイトから事前購入と入場時間の予約をしていきます。大人1人€¥21でした。
入場日時が書かれたPDFがメールで送られてきますので、印刷して行きましょう。
中央駅からX15もしくは614系のバスに乗り、ブランデンブルク門で降りてサンスーシ宮殿まで歩きます。
もちろんSchloss Sanssouciまで行って降りるのが一番近いですが、ブランデンブルク門で降りて、庭園を散歩しながらサンスーシ宮殿を目指すのも風情あってよかったです。
庭を散歩しながら、美しい宮殿が見えてきます。
事前にオンライン予約はしているが、写真撮影許可をもらうため窓口に行きます。これも事前に購入できればいいのですが…。
写真撮影許可のため、長蛇の列に並ぶ必要があるらしい。
なので当日の混雑具合を見て購入するか否か決めようと思っていました。
ところが、意外と並んでおらず普通に写真撮影許可が買えました。かつて夏のサンスーシはチケットを求める人が列を成したらしいのですが、最近は事前にオンライン購入しているのか、そんなに混んでいませんでした。(あくまで朝10:00時点の感想)。
フリードリヒ2世は自然や植物が好きだったらしく、夏の離宮サンスーシ宮殿の内装は植物モチーフが多く取り入れられていた。
銀であしらった天井には蜘蛛の巣モチーフも。
広い園内には中国茶館という茶館もあって19世紀大流行のシノワズリがモチーフになっていました。うぐいす色が素敵。
中国らしいモチーフをロココ調にしているというか、不思議な組み合わせですがとっても優美で素敵でした。
うん。中国らしさが伝わってきます。細かい細工は本当に綺麗でした。
ポツダム宣言がされた宮殿
ポツダムでもう一つの外せない宮殿がツェツィーリエンホーフ宮殿はポツダム宣言が行われた場所です。日本人にとっては忘れがたい出来事になっているはずです。
イギリス・チューダー様式の宮殿はベルリンの戦火を逃れるため選ばれたそう。
一見地味ですが日本がこの宣言を受入れて降伏することになったのでキラキラした場所でされても複雑ですね。
入場料にはオーディオガイドが含まれており、日本語のオーディオガイドも用意されていますので安心して見学できます。
晩餐が行われた場所。
その他、個人的に気に入ったのは客船の船室に見立てて造られたお部屋。
この会議室でポツダム宣言がなされました。
サン・スーシ宮殿からすぐ!のレストラン
サン・スーシ宮殿の裏手にある有名なホテルチェーン、モーベンピックのレストラン。
入り口から素敵。
アボカドのクリーム系のリゾット。
拡大して見るに堪えないが、ゴートチーズとマンゴーのプレート。コクのあるチーズにマンゴーの酸味が絶妙にマッチしていました。
場所はこんな感じでサン・スーシ宮殿からは歩いてすぐです。
ポツダム、とっても素敵な街で歴史的に重要な場所でもありますので、歴史の振り返りもできますので、ベルリンを訪れる際は是非一足のばしてみてはいかがでしょうか。