こんにちは、Shimacoです。
谷間の真珠と呼ばれるオビドス。1288年にポルトガル王ディニス1世と王妃イサベル(聖エリザベト皇后)が、新婚旅行でオビドスを訪れたところ、王妃が大変気にいったとのこと。王はこの地を王妃にプレゼントして、以来王家の直轄地なんだそう。
こじんまりした素朴で素敵な街でした。
アクセス
リスボンのカンポグランデ駅からからRapida Verde (Green Express)と呼ばれるバスが約1時間でアクセスできて便利です。片道€8でした。
時刻表は公式サイトをご確認ください。
http://www.rodotejo.pt/wp-content/uploads/rapida_linha_verde.pdf
電車でも行けますが、電車で行くと鉄道駅からは結構な坂道を登ることになります。なのであまりオススメはしません。しかも、鉄道駅にはタクシーは待機していません。
私はポルトからアゲダに寄ってから行く予定だったので、アヴェイラから電車を乗り継いで変な行き方で4時間くらい掛かってしまいました。
似たようなブラジル人夫婦も一緒に坂道を登りました。強靭そうな彼らと途中休憩しながらオビドスを目指しました。
見どころ
城壁巡り
オビドスに到着したら、こんな可愛いらしい街並みが広がっています。昼間は観光客で賑わっていますが、早朝はほんとに人がいないです。
オビドスにきたら、是非城壁巡りはして欲しいです。
可愛いらしい街並みが広がります。写真奥に見えるのはポサーダ(お城)ですね。
オビドスおすすめの宿
Casa S. Thiago d’Óbidosというゲストハウスに宿泊しました。
地元のおばあちゃん風な方が滞在中のお世話してくれます。内装はポルトガルのおうちっぽくて、寛げました。
可愛いベッドルーム。
朝食はビュッフェ形式ではなくて、パンとチーズ、ハム、コーヒー、オレンジジュースとシンプルな朝食。
フルーツサラダはちょっと嬉しいかも。
トライしてみたいB級グルメ、フランセジーニャ
ポルト名物のB級グルメなのですが、ポルトでは食べる機会を逃して、オビドスで食べることに。
フランセジーニャは「フランスの女の子」という意味ですが、いい意味で予想を裏切るワイルドさ。
断面の写真撮ってくればよかったですが、中身は、ソーセージ、トースト、ハンバーグ、ハム、目玉焼きが地層のように重なり合った上に、さらに薄いプロセスチーズが2〜3枚覆い、
それだけでも充分クドイのに、さらにウスターソースとトマトソースを混ぜたようなソースが掛かった食べ物です。
トマトソースの多少の酸味がせめてもの救いかな。1人旅だったので、全部は食べきれず残しました。2人くらいでシェアするとちょうど良いと思うので、ぜひ話のネタに試して欲しい1品です。
名物ジンジーニャ
チェリーの甘いお酒、ジンジーニャがオビドス名物。チョコレートカップに注いで頂きます。
店先で1カップずつ売られていますし、お土産用にも沢山売っています。わたしはお土産用に買いました。
※写真またUpしていきます。
オビドス滞在は、ポルトガル最後の宿となりました。明日はリスボンに戻って、やりのこしたこと(ベレンのナタを食べること)をして帰ります。
早朝のバスで帰ったので。朝日がとても綺麗。
オビドス、いかがでしたでしょうか。リスボンから日帰りでも楽しめますが、1泊してゆっくりするのも朝の静かなオビドスの景色が楽しめてよかったです。
行かれる際は参考にしていただけると幸いです。