こんにちは、Shimacoです。
個人手配旅に少し慣れてきた頃のこと、油断が生んだのだろうか(油断だけで片付けられないトラブルもあるけど)多くのトラブルに見舞われたことがあり、改めて旅に出る前の入念な準備が必要だなと気を引き締め直すきっかけになりました。
旅に出る皆様へ共有したく、この記事を書きました。
(いや、しっかりしなさいよ!というお叱りも飛んできそうですが、以来個人手配旅でこの手のトラブルには巻き込まれていません。)
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トラブル①出発直前でホテルを一方的にキャンセルされた
とっても可愛いグアナファトのホテル、ホテル・チョコレート。
内装の可愛さも然ることながら、旧市街を望むバルコニーも魅力的な宿です。
ところが、グアナファトに到着3日前というか東京に向かう飛行機に乗る直前のこと。
(羽田からエアカナダで出発予定でした。)
Booking.comより不穏な連絡が。
大変申し訳ございませんが、ご予約いただいた日程で、お客様のご予約を履行できない事態となりました。このような事態になりましたことを、宿泊施設に代わり心よりお詫び申し上げます。
どうやら一方的にキャンセルされたというのです。
実はその日の朝8時頃にBooking.comからカード情報が有効でないので更新せよという趣旨のメールで届いていました。
「予約は有効で24時間以内にカード情報を更新してください」との連絡でした。
その連絡を受けてカード情報更新したにも関わらず、
12:30頃に上記のキャンセル連絡がきたのです。
同じ頃ホテルからもキャンセルを知らせるメールが届きました。
特に理由もなく。
メキシコで家なき子は勘弁!
Booking.comが別のホテルをオファーしてくれて解決しましたが、今思い出してもゾッとする経験でした。
つきましては弊社より、以下の宿泊施設をご提案させていただきたく存じます。お客様のご希望に添えば幸いです。
上記代替施設に問題がございます場合には、お手数ですが弊社にご連絡いただけますでしょうか。ご希望により近い、別の選択肢をご提案させていただきたいと存じます。
元の宿泊施設よりも Holiday Inn Express Silao-Aeropuerto Bajioの宿泊料金のほうが高くなりますが、ご滞在後に領収書の写しを弊社にお送りいただければ、差額を速やかに払い戻しいたします。
という趣旨の連絡を頂き、
は、はい!ご提案いただいた宿でお願いします。
今思えば他のホテルにしてもよかったですが。
ちょっとイレギュラーな経験でしたが、以来勝手にキャンセルされぬよう気休め程度にホテルにBooking.com経由で到着予定時刻を連絡するようにしています。
それか送迎をあえて頼む連絡をしてみるとか質問してみるとかで、宿泊の意思表明をするようにしています。
ホテルチェーンなら心配ないと思いますが、大きくない事業者に対しては「絶対に宿泊するぞ」という意思表示をするようにしています(半ば脅迫じみた思い?)
見てもらえているか不明ですが、一方的なキャンセルはありません(それ当たり前?)。
トラブル②便が欠航
この日はキューバ・ハバナを出て、メキシコシティで乗り継ぎしてグアナファトへ行く予定でした。
メキシコシティ10:00発の便を予約しましたが、便に欠航になり約4時間後の便に振替えされ絶望しました。
え、ハバナ6時台発で朝3時とかクレイジーな早起きしたのに。
初めからこんな旅程にしなければよかった。
メキシコシティ空港でSIMカードを購入したりブランチをしたけど、さすがに持て余しました。
欠航はさすがに自分の努力ではどうにもできないのですが、早朝・深夜とか遅れたら困る便を避けるようになりました。
トラブル③ロストバゲッジ
「ハバナから荷物を通しで預けた」認識でいました。
ハバナでは、アエロメヒコの通しの航空券が発券されて、タグがBJXまでになっていたから。
ところが、メキシコでは一度荷物をピックアップして預け直す必要があるということを把握していなかったのです。
これは完全なる自己責任なのです。
予習不足で荷物をピックアップせずに国内線に乗ったら、当然グアナファトでは荷物が出てこないのだが、そんなことを知る由もなく荷物が出てこないので気落ちしていたら、現地の方が声をかけてくれ一緒にカウンターまで行ってくれました。
取り戻すのに相当な苦労をしました。
アエロメヒコのカウンターで、
(バゲージ・クレームタグの番号をみせて)この番号です。メキシコシティでピックアップできませんでした。
1時間後の便で送る。
1時間後、カウンターに行くと
知らないよ。
改めて事情を説明すると、ようやく受付番号が採番されました。
荷物はまだメキシコシティにある。この路線はプロペラ機であまり積載できないため最終便で届くかどうか怪しい。
結局、最終の一本前の便の荷物が到着後に空港に向かうと友人の荷物が届きました。
そして自分の荷物が届いてない。
おそらく最終便で届く可能性があると言われるが、、、疲れてホテルに戻ります。
今朝3時にハバナを出てから同じ服。
当たり前ですが、以来、愚直に乗り継ぎのルールを確認するようにしています。
特にヨーロッパ経由便での旅に慣れ切ったつもりでいると危険ですね。。
トラウマになって、しばらくはそもそも荷物を預けないように手荷物7Kgに抑えるようになりました。復路はワインとか買ってたりするので難しいですが、少なくとも往路では預けないことにしています。
良いことか悪いことかはともかく、以来パッキングは得意になりました。
トラブル④タクシー恐喝未遂
荷物のやり取りを終えて、チケットタクシーのカウンターでチケットを購入し、ドライバーに渡すと、
( ドライバー5人 が目の前で)足らない。
ドライバー5人が目の前に立ちはだかって金銭を要求されました。
カウンターで買ったのに金額間違えているわけない。
怪しいと思いつつ、恐喝とは疑わずに、
分かった。カウンターで聞いてくる。
とその場を立ち去りました。
カウンターのおばちゃんに伝えると、おばちゃんが何かを悟ったような表情で立ち上がり一緒にきてくれました。
結局金額は正しくて恐喝未遂だったのです。いや恐喝というかぼられそうになったの方が正しいでしょうか。
空港のチケットタクシーである程度きちんとした会社だと思うので、ある意味上司というか周りの目があるからやめたという感じだと思いますが、流しのタクシーだったら口でなく金を出した方が安全なのでしょう。
いや、まず流しは使いませんが。
なるべく公共交通機関を使うのが安全だと思いますが、2016年末はエアポートバスはなくて、チケットタクシーにせざるを得ない状況でした。2020年5月現在はエアポートバスが運行されているのでそちらをおススメ致します。
トラブル⑤帰りの足が
帰りのタクシーを呼ぶためにホテルで予めタクシー会社の電話番号を聞いておいたのですが、
いざ電話するとスペイン語だった。しまった。英語も通じそうにない。
ホテルに連絡して代わりに呼んでもらおうと思ったのですが、
グアナファト旧市街の電波事情のせいなのか電波が微弱で現在位置もうまく把握できず(GPSは電波が微弱だと誤差が大きくなる)ピックアップ場所を伝えられず諦めました。
やむなく近くのホテルのレセプションでタクシーを呼んでもらうつもりだったが、ホテル独自のトランスファーサービスで日本円で5000円くらいと高くつきましたが、
ロストバゲッジとアエロメヒコ職員との一連のやりとりを伝えると、ドライバーのお兄さんは心配してくれ空港でもカウンターに付き添ってくれました。
いや、帰りの足を確保しておればよかった。
まとめると
トラブルシューティングでお腹一杯の1日でした。同行した友人には嫌な思いをさせてしまいました。
自分で防げないトラブルに巻き込まれることもあるけど、できる限り事前にシミュレーションをすることで焦らずに旅を続けることができるように思います。
以上、最後まで読んで下さりありがとうございます。