こんにちは、Shimaco(@shimacotrip)です。
ブダペストはハプスブルク家領だった時代の面影を残す華やかさもありつつ、
共産圏だった80年代から街並みが大きく変わらない旧共産圏な雰囲気が混在し、欧州の他の都市にはない不思議な魅力を感じる街でした。
街の中心地のソフィテルやインタコですらこの建造物…!
また、ブダペスト名物の夜景はヨーロッパいち、というか世界一美しいんのではないか?と思わせるほどでした。
こちらの記事では夜景の周り方についてもご紹介していきます。
そんな東欧の魅力あふれる街・プダペストのアクセス、見どころについてご紹介していきます。
目次
アクセス
日本からは、エミレーツ航空ドバイ経由便などでブダペストの玄関口、リスト・フェレンツ空港にアクセスできます。
空港からはBKKのエアポートバス(100E)で市内に移動できます。1人900HUFでした。
終点のDeák Ferenc Tér M駅はメトロ各線に繋がっており便利でした。
市内移動
市内移動には、公共交通機関乗り放題の24時間券(1,650HUF)がお得で便利です。24時間ですので、翌日の同時刻まで利用可能です。ただし、100Eの空港バスは別料金です。
※3日滞在するなら72時間券もあります。
トラムも乗り放題です。地下鉄は便利ですが、のんびりドナウ川沿いを走るのはかなり旅情あります。(笑)いかにも軋みそうなこの車体、旧共産ぽくて痺れますよね。
見どころ
国会議事堂ツアー
国会議事堂内は自由見学不可で、ツアーでないと見ることができません。
しかもツアーは事前予約が必要です。予約ですが、公式予約よりも代理店経由予約の方が安かったです。(代理店価格で仕入れているのかも。)
しかもこちらの代理店はハンガリーの方が日本人向けに運営されているため、日本語でコミニュケーションがとれてありがたかったです。
チケットは現地で代理店の方と国会議事堂前で待ち合わせして受取るしくみでした。※2018年当時はこのしくみでした。
日本語ツアーはありませんが、英語ツアーはわかりやすい英語で丁寧かつユーモアたっぷりの進行でしたので、英語初心者にも優しいです。
英語だけでなくスペイン語やロシア語と多言語対応しています。
ドナウ川遊歩道の靴
ドナウ川沿いに面して設置されているこちらのオブジェ。一見おしゃれですが実は造られた経緯は悲しい過去が。
ナチスの迫害によりユダヤ人が川辺に並ばされ、当時貴重だった靴を脱がされて、後ろから銃撃されドナウ川に沈んでいった悲しい事件がありました。
事件を忘れないために造られたのがこのオブジェです。春の温かい日差しの下、悲しい歴史とのギャップがありすぎて何とも言えない気持ちになりました。
漁夫の砦
他ではあまり見たことない、真っ白で特徴的な砦です。トンガリ屋根がメルヘンさを感じさせますね。
おしゃれな廃墟バー
ユダヤ人地区の噂の廃墟バー、シンプラ・ケルトに行ってみました。
ペイントや照明に廃墟っぽさが満載。夜はさらに雰囲気が出ること間違いなし。
各カウンターで注文したドリンクや料理を屋内か中庭の席に自分で運ぶシステム。
軽い食事も取れますし、何より雰囲気最高なのでディナーに使ってもいいと思います。(私は一人旅なのであまり勇気が出ず。。)
公式サイトの写真とかなかなか異世界感ありますね。映画「アトミック・ブロンド」で登場したベルリンの廃墟風バーとかこんな雰囲気でした。
ブダペスト中央市場
ブダペスト市民の台所として親しまれるブダペスト中央市場。
もちろんお土産の調達やフードコートに軽食をつまみに行くのも最適です。
アイアンな柱?と吹き抜けが印象的です。
丸いランプはアールヌーヴォー調というかパリにありそうな雰囲気です。
昔駅だったの?と思うような造りですが、昔から市場だったみたいです。
こちらでは、民芸品の刺繍ミトンのマグネットとかトカイワインをお土産に購入しました。
世界一美しいマクドナルド
ブダペスト西駅。駅自体もギュスターヴ・エッフェルの設計でとっても美しいのですが(エッフェル塔の設計をされた方です。)その駅構内に「世界一美しい」と称されるマクドナルドがあります。
とはいえ、パネルを見てお分かりの通り、メニューは至って普通です。(笑)こんなおしゃれな雰囲気でも、ファストフードを提供する不屈の精神。
ロフトは多分、McCafeになっていたと思います。ここでコーヒーを買ってゆっくり滞在していました。
天井も高く内装も素敵でした。
ところで、西駅あまり知らなかったんですが、映画のロケでも沢山使われており雰囲気抜群でした。ガラスのファサードが印象的でした。
老舗カフェ、ジェルボー
ウィーン・カフェスタイルの老舗カフェ、ジェルボー。
一人旅には少し贅沢な値段だったけど、ザッハ・トルテは美味しかったです。(忘れたけど2,000円くらいかな?)
4月末の外が気持ち良い時期でもあり、テラスで優雅な気分になれました。
ちなみに表参道にも支店があります。一度お邪魔しましたが、そちらも雰囲気良かったです。
ブダペストといえば夜景
プダペストといえば夜景。夜景についてはこちらの記事にまとめています。※2022/2/2公開予定です。
もはや住みたい!?ブダペスト滞在に最適のおしゃれアパートメント
今回滞在したのは、国会議事堂やトラム駅にも近くて便利なアパートメント。
一人旅にはもったいないくらいの広くて素敵なアパートメントでした。ベッドルーム2つあるので2人旅に良さそうですね。
わたしも実は先輩がウィーンから遊びに来て泊まる予定だったんですが、急遽予定ができて帰っていきました。
アパートメントですので、エントランスはオートロックで結構安心できました。夜道ちょっと暗いけど。
宿の公式サイトはこちらです。Booking.comからも予約できます。
ブダペストの街の雰囲気(と、映画ロケに最適なスタジオとか環境が揃っているからというのもあり、)のせいか、旧共産圏のスパイ映画はここブダペストで撮影されるようです。
個人的に大好きな映画「アトミック・ブロンド」や「レッドスパロー」はブダペストでロケされたようです。
ブダペストには、共産主義を知らないアラサー以前の世代に「エモい」と感じさせる何かがあるような気がしています。
以上、ブダペストのご紹介でした。
訪れる際は是非ご参考にしていただければ幸いです。