キューバ・ハバナ、クラシックカーでヘミングウェイの足跡を巡る!ヘミングウェイ・ハウスとコヒマルタウン

キューバ
この記事は約5分で読めます。

こんにちは、Shimacoです。

キューバといえば色とりどりのクラシックカー。そんなクラシックカーはタクシーとして利用することができます。

また、キューバといえば有名なのがヘミングウェイが気に入って晩年を過ごした場所としても有名です。

近場の利用も良いですが、ヘミングウェイの家やヘミングウェイが釣りした港はちょっと離れていますので、プライベートツアーを利用して、クラシックカーに乗って周ったのですが、大満足でしたので、参加したツアーをご紹介していきます。

利用したツアー

ハバナでお世話になるのはOld Car Tours。

前回初めて、ハバナをバタバタ訪れた際に利用しました。

色々なコースを用意しており、前回はハバナ周遊ツアーにしたので、今回は冒頭の通り、ヘミングウェイツアーにしてみました。

ヘミングウェイハウスとコヒマルタウンを回ります。ドライバーだけの90USDと英語ガイド付き120USDがありますが、断然ガイド付きが良いと思います。

https://www.oldcartours.com/cars/tours/havana-city-tour-3-hours-on-convertible-cars/

英語ガイドはベテランガイドが分かりやすい説明かつ楽しい時間にするべく、おもてなししてくれましたので、非常に満足度高かったです。

事前に車を選んで予約できます。今回は一目惚れした Buick Eight 1950 – convertibleを指定した。空色のようなブルーグリーンのような。

Buick Eight 1950 – Blue- classic old car in Cuba

https://www.oldcartours.com/american_car/buick-eight-1950-blue-convertible-tour-havanaより引用

好きな時間に予約できますが、夏だったので暑くなる前の早い時間にしようと10時出発で予約しました。

宿泊していたテレグラフォにガイドのおじちゃんが迎えにきます。

日に焼けて、皺が深く刻み込まれていますが、スリムなジョージクルーニー風のイケメンおじちゃんでした。

ドライバーは若い方でニコニコ感じよかったです。

ヘミングウェイハウス

まずはヘミングウェイの邸宅へ。

ヘミングウェイはアメリカ人で、アメリカ最南端のキーウェストにも自宅がありますが、ハバナの自宅を一番好で20年も住んだそうです。

立派な邸宅でした。

玄関を入ってすぐの広いダイニングルーム。

ちなみにヘミングウェイハウスは中には入れず外から見るだけになります。

トイレに毎日の体重を記録していたらしい。画像中央らへん。

ここはリビング。

並んだお酒は生前の状態そのままを残しているらしいです。今にもふらっとヘミングウェイが戻ってきそうな雰囲気ですね。

最期は入院した病院で自らショットガンで打ち抜いてしまうそうです。

ガラス越しにリビング

PILAR(ピラール)と書かれている、愛用していた船。

普通の船の仕組みって分からないけど、ドリンクホルダーがあって酒飲みだったことが伺えますね。

健康維持のために水泳を欠かさなかったようで、船のすぐそばにプールがあります。

ヘミングウェイが泳いだプール

猫が好きで猫のお墓を建てていたらしいです。
ここで近ツーの現地ガイドさん(アフリカ系のキューバの方)が「猫ですよ」と日本語で教えてくれました。

翌日別の場所でばったり会い、日本語上手ですねと伝えると「まだまだです」との返答が。

中身まで日本人過ぎてビックリしました。後々調べると日本人観光客には有名なガイドさんだそうです。

話が脱線したが、庭に闘鶏をするためのスペースもありました。

見終わった後にカクテル飲むかどうかリクエストを聞かれて、すぐ近くの完全にローカルな店に立ち寄ります。

完全にローカルな店だが日本からの近ツーの観光バスも立ち寄っていました。笑

カクテルはお店の中で絞ったサトウキビジュースとパイナップルジュース、ホワイト・ラム(もちろんハバナクラブ)を混ぜたもの。

ラムが濃い目でサトウキビのナチュラルな甘さがたまらない。

パイナップルジュースはしつこい甘さのイメージだが、主張しすぎず調和している。他の店でも見つけられなかったし、日本に帰ってきてから再現したが、あの味は再現できませんでした。

サトウキビの違いか、パイナップルジュースの違いか。

サトウキビスティックも添えられている

残念ながらお店はGoogle MapにもTripadvisorにも載っておらず、今後見つけたら加筆していきます。

コヒマルタウン

続いて、ヘミングウェイがよく釣りをしていたと言われるコヒマルタウンに向かいます。

ローカルな漁村、コヒマルタウン

ヘミングウェイで釣りと言えば「老人と海」が思い浮かびます。

一言でいうと「老人が少年に手伝ってもらいながら、最後1人でマグロを獲るが逃げられる」話なのだが、描写が素晴らしくて行く前からハバナはどんな場所なのかがリアルに想像できる手触り感のある小説で、何度か読んでしまいました。

コヒマルタウンの要塞がランドマーク。

こちらはヘミングウェイの銅像。住民が材料持ち寄りで制作したものらしい。立派なメモリアルだ。

コヒマルタウンは逆にこれくらいしか見るところはないのだが、カッコいい要塞もあるし、老人と海を連想させるようなのんびりとした漁村だし訪れてみてはいかがでしょうか。

(時間があれば)モロカバーニャ要塞からのハバナ旧市街を見るのも含まれていたのだが、時間ギリギリになってしまい謝られてそのままホテルに送られましたが、満足の3時間を過ごせました。

あとは、ヘミングウェイハウスからコヒマルに向かう途中、ちょっと大きい道路を走っていたら両側ともにマンゴープランテーションで、路上で恐らく出荷できないマンゴーを売っている人がいました。

で、おじちゃんがマンゴー買ってくれました。というか含まれているかな?4つで1CUCだったそうです。もしかしたら1CUPかも。